年賀状をやめる関連の記事を読みまくった結果
12月の声を聞くと
心が重くなってしまうようになったのはいつからだろう。
(ここから話は少し横道に逸れますので必要のない方は目次で飛ばしてください。)
独身の頃は
寒い中、重いコートさえはためかせて
遊び惚けて夜を過ごす年末にワクワクした。
結婚し
いちばん一緒にいたかった人と過ごす日々、
夜の街に繰り出す必要もなくなった。
結婚してイチャイチャ過ごす年末なんて数年もなかったがね。
余計なお世話だが結婚前に知っておいた方がいいこと👇
そういったことを経験しつつ分別のある大人になると
年末は苦行の連続だ。
大掃除(なんで寒い時期にやるんだ。かと言って暑くても嫌だ。自分のタイミングでやらしてくれ)
クリスマス飾り(どんなに頑張ってもどっかのショッピングモールのを見に行った方が気分あがる。)
おせち料理(買えば大枚はたくし、作っても労力に見合った感謝はない。)
お正月飾り(人込みかき分けて買いに行くのよ毎年。んで、なんちゃらの風に当てるなとか小難しい。)
そんな中、まず取り掛からねばならない最初の年末の苦行が
年賀状。
さあ、いよいよ本題だ。
年賀状作成は年末の苦行の序曲、幕開けである。
しかしながら若い世代ではもう年賀状のやり取りは希薄である。
上にあげたすべての事は
そうは言っても季節の風物詩だし
日本の行事として受け継がれていくものであってほしいが
時代が変わったということは認める。
負担になってはダメだろう。
年老いた母の年賀状なんて
やたら枚数があるが自分でやるのはもうムリ。
手伝ってあげるけど少しづつ終わらせていく方向だ。
言える人にはささっと
「年賀状終わり~」で済むが
目上の方や、親戚、仕事関係、なかなか言いづらい方もいる。
大きく分けて
止める方法は3つ。
1.今年で年賀状をやめる旨を書いていつも通り出す。
2.年末は敢えて出さず、年賀状を頂いた方だけに今年で年賀状をやめる旨を書いた年賀状を返す。
3.全ての方に年明け後寒中見舞いとして出しそこに年賀状をやめる旨を書いて出す。
書き方
やめますって言うのはどう書いてもなんとなく冷たい印象になるのは致し方ない。
せめて丁寧に常識をわきまえた書き方で出すことで薄情な感じを緩和させたい。
年賀状の場合
きちんといつも通りのあいさつはする。
いきなり本題だけ書くのは冷たすぎる。
例
明けましておめでとうございます。
旧年中は色々とお世話になりありがとうございました。
穏やかな新年をお迎えのことでしょう。
さて、思うところありまして誠に勝手ながら、本年にて年賀状を書き収めとさせていただく所存です。
今後はメールや電話、SNS等で近況のご報告、お付き合いのほどなにとぞよろしくお願い申し上げます。
寒中見舞いの場合
例
寒中お見舞い申し上げます。
このたびはご丁寧な賀状をいただきありがとうございました。
良いお年を迎えられたご様子、心からお喜び申し上げます。
思うところあり誠に勝手ながら、来年より皆様への年始の挨拶状を失礼させていただくことにいたしました。
今後はメールや電話、SNS等で近況のご報告、お付き合いのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
ざっと、こんなような内容がほとんどである。
そんな中から1番冷たくなくて
言い訳がましくなくて
これっきり感がないなと
第一印象で思ったものを組み合わせて文章を作ってみたものである。
加齢、終活、時代の変化などを理由に書く例もあったが
年賀状じまいは要するに「断りのお知らせ」なのだから
「言い訳」を書くのはのは逆に「お断り」の印象を強くするように感じた。
社交辞令でないならば
電話番号なり、アドレスやなんかを最後に書いておくのもありだが
私は書かない。
付き合いのある人はそもそも知っているはずだしね。
このご時世だし、個人情報は大切に。
最後ぐらいは自筆で…
なーーーんて気負うことは無い。
私は印刷8割、自筆2割でいく所存。
定型文、ある程度というかほぼ印刷で
1行ぐらい手書きでひと言添える程度。
んで私は2番の来た人に出す方式でやるつもりなので、宛名書きはどうしようかちょっと迷ってます。
そこだけ手書きにしようかなと保守的な面が出てます。