同居、いいも悪いも選択の余地はない。だったらやっておく。
実父母であろうと、義父母であろうろ、1人であろうと、2人であろうと
どんなにいい人であろうと、仲良しであろうと
同居はその人たちの関係性を間違いなく変えるものです。
あんなに理解のあった義母さまが
なんでこんなにワカランチンになってしまってるの?
うちの優しいだけが取り柄の実母さんはいづこへ?
なんてこと、すでに同居を始めている人は
今、首がもぎ取れそうなほど頷いていることでしょう。
しかし、そうなってしまった以上前に進むしかありません。
同居がもはや変えることのできない事実であるならば
それは自身の人生を左右することなのだと言うことを
私は声を大にして言いたい!はぁはぁはぁはぁ。
ここではまず同居前にやっておける最低限の事をお話しします。
日々の小さな塵のようなストレスはいずれエベレストになり得ます。
エベレストが噴火したらどうなりますか。
想像するのもおぞましい。
ストレスの小さな芽を少しでも摘み取って初めていざ出陣するのです。
同居に向けた第一段階の始まりです。
ちなみに、協力者であるべき家族(主に夫)の扱いについて書いたのがこちら👇
1. 今現在の持ち物を確認し捨て活をお手伝いしよう
こーれーはやっておいた方がいい。
昔の人は物を捨てられません。
例えばどういうものか、ひとつひとつ検証しましょう。
食器
お皿どんだけあんの!
必ず持ってる古伊万里の大皿。何に使うの。さわち料理か。
かと思えばどっかのパン屋のポイント集めてもらった皿。何十枚よ。使い捨てにでもするつもりか。
湯呑。5個セットがいったい何セットあるのか。茶托まで着いとるよ。
さらに急須。せめて2個でいいだろ、それは。
コップ。ガラス、陶器、カップ&ソーサー、おちょこ、マグ、いったいどうしたのというほどある。友達100人できるかな、できても平気なほどある。
カトラリー。見えてるのだけでも20本ぐらいある(ティースプーンは除く)。んで、ビニール袋とかに入れてカテゴライズされたものが引き出しの奥に横向きにしてなん袋も横たわってる。一生袋から出ることはない。
調理器具
お盆。色んなとこに縦に横にと縦横無尽に仕舞われている。才能さえ感じる。
ざる。どれだけ水を切りたいのだ。
タッパー。私も人の事は言えない部分ではあるが、さすがにこれは、集めた年月が物を言った感。負けた。
包丁。刺し身、出刃、菜切、果物ナイフ、ペティナイフ、あと名前がわかんないやつがたくさん。普通のがないじゃん!
鍋。鍋の中に鍋、そしてまた鍋。マトリョーシカか!大抵一番外側の金色の両手鍋はゆがんでる。これ何人分の何を煮るものなの?
漬物の樽。野ざらしにしてあるならもう使わないよね。いや使ってくれるな。頼む。
そしてその重石。もはや価値のない重さ。
お洋服
お洋服がとにかくたくさんありまして、しかも同じようなものが。
絶対着ないでしょってものも捨てられないんですよね。
気持はわかりますので、全部捨てろとはいいませんが、着ない物はまとめて見えない所、例えば押し入れの天袋の1番奥とかに入れてしまえば、知らないうちに私が処分してあげますよ。
あと、あの、なんですかね、テレっとした花柄のブラウス。
テレっとしたやつが多い多い。
畳みにくい!
背は低いのに3Lとか、なんで?
大きくてテレっとしててたくさんあっての三重苦。
あと買ったけど着ていない、値札さえ付いたままのお洋服はなんで?
なんか、あれですか?家にどっかの国の王様がいらした時にでも着るとか?
来ませんよ。着ませんけど。うまいな、ダジャレ。
2. カレンダーの必要性
いろんなとこにカレンダーを貼るので、
これは事前に決めておいた方がいいです。
玄関入って、はいカレンダー。
リビングに当然カレンダー。
トイレに行くまでの廊下にカレンダー。見ないわ~。
トイレに勿論カレンダー。なぜか日めくり。
洗面所の鏡の横にカレンダー。もう笑うしかない。
要するに、年末に頂いたカレンダーを捨てられず、とりあえず吊るす。
みんなで使う場所にはきれいなカレンダーを1つにしましょって取り決めをさりげなく何度も言っておきましょうね。
その代わりご自分の寝室などプライベートの場所にはいくつ吊るしてもよし。
なんならカレンダーで壁が見えなくなってもいいよ。
3. ホウキが大好き ホウキ>ルンバ
うちの場合だけだったらごめんなさい。
「掃除はホウキが一番。」と言ってはばからない。
楽だからね、とお掃除ロボットをセットしてあげてもホウキ。
👇お掃除ロボットに絵を描いてみた
絵を描いた時の様子はこちらから👇
しかもそのホウキもなかなかにお高いやつ。
ま、掃除してくれるんならいいや、と私は思ってますが
ホウキはホコリが立つので嫌がる人もいますよね。
掃除機やお掃除ロボットの便利さを解くか
掃除は自分の部屋だけでいいよと言っておくか、
それもまた悩ましい所ですが、決断の時です。
4. インテリアの相違
玄関の棚にアロマディフューザーをさりげなく置いといたのに、いつの間にかその横にドでかいユリの花束が鎮座していたら、一瞬固まりますよね。
香りが喧嘩するっつーによ。
ま、そんなことの連続ですから、置物、飾り物については
それぞれのテリトリーを決めておくしかありません。
あなたが玄関なら私はリビングね、みたいに。
完全二世帯住宅の人ばかりではないですもんね。
そういう意味では庭もなかなか難しい場所です。
義父さまが磯野浪平バリの盆栽好きだったら、イギリスの庭園風やプロバンスの小径風(なにそれ)に持っていくには無理があります。
同居に妥協は必須です。
盆栽の台を赤レンガで作るとか、工夫するしかありません。
5. 座布団
座布団捨てさせてくれ!!お願する。
6. 客布団
客布団捨てさせてくれ!!お願いする。
最後、5番目6番目、ずいぶん端折っちゃいましたが
ホント多いわ~これも。友達100人レベル(2回目)。
名案は無いんで、ひたすら頼むしかない。うちはそうだった。
「心機一転、いづれ新調しましょう!」と言ったら納得してましたので
一応お伝えしておきます。
ここまで読んでいただいた賢明な皆様には
もうお気づきかと思いますが
これは
始まりの
第一章であります。
最初にお伝えした通り、
同居はこれまでのお互いの関係性を変えるものであることは紛れもない事実です。
人間なのだからしかたありません。
しかしそれを
良いものに変えるために出来ることを探しています。
探しているのです。私も。
というわけで
一度ストレスのチリがまだ高尾山のうちに
愚痴をぶっちゃけて書いたろか
と思っています。