Life is very short. TSUKION BLOG

無知と偏見を経験が凌駕する!

「バックパッカーします。」と息子が言った日。~第2弾~

かわいい子には旅を…とか言われてもねぇ

ある夏の夜、「バックパックで世界周ってきます。」と子供に宣言された親です。

 

 🔴その夏の夜の顛末はこちらからご覧いただけます👇

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そんな、いらないサプライズをもらった親御さん、ご家族の皆さん、

重ね重ね 心中お察しいたします。ゾッとしますね、はい。

先にそんなことを経験してしまった身といたしまして

ワタクシの経験談をお話することで皆様の何か参考になればと思います。

 

 また、小さなお子さんをお待ちの方も、

いつ何時我が子がそんなことを言い出さぬとも限りません。

対岸の火事ではありませんぞ。

幼少時の体験の影響力と言うものも書き記しました。ご一読あれ。

 

ここで私は経験上、次の事を旅の条件として早い段階で提示し受け入れさせることを強くお勧めします。

その条件となぜそう思うのかを経験談を交えて解説いたします。

 

 

結論から先に申し上げますが、

彼らは

行くときゃ行くし、

心配はひとつも無くなりません。

 

なんと非情なことを言うんだとお思いでしょうか。

 

しかし

今親にできることは色々な覚悟をすることなのです。

なにかのトラブルに巻き込まれるかもしれない覚悟。

ひと時も気の休まらない心配をする覚悟。

 

私なんぞ、息子が出発してから数日間は

ちょっと肩をつつかれただけでも涙が溢れたもんです。

「君をのせて」を聞きながら遠くを見つめていました。ただのヤバい人です。

ホントに、「あの地平線がどこかに君を隠しているんだ」と思ったもんです。

実際、地平線が見えるとこなんてうちの近所にゃないですけど。

 

 

 

出発前

 

条件1 出発日教えろ

出発の日が決まったとて

真っ先に教えてくれる訳でもなく

なんかの話のついでにポロっと

「いや、その日はもう俺日本にいねーじゃん。」

「え⁉そーなの⁉」

みたいな話の流れで知るところとなりました。

いや、ホントそんなもんでしたよ。

どういうつもりなんでしょうか、うちの息子。

 

だってさ~

言ってるだけでまだまだ先なんだろうなーって思ってて

あわよくば気が変わってくんないかなーなんて

淡い期待もあったんですよ。

なのにさ~

もう飛行機の便名まで決まってた。あ~あ。

ホントに行くんだ。

 

 

条件2 バックパックの中身を見せろ

で、

着々と準備が整っていくのかと思いきや、

なんにもしている気配がない。

私もね、口うるさくは言いたくないですけどね

準備進んでるの?って

聞いちゃいますよね、そりゃ。

ホントはあれやこれや言いたいとこですけど

小学生の修学旅行じゃあるまいしって自分をたしなめます。

すると「大丈夫~。」って。

大丈夫?どこが?

どこにも、なんにも荷物ないじゃん。

あんまりギリギリになっても何もなかったんで

手ぶらで行くのかと思いましたよ。世界に。

 

そしたら、ある日急に現れた、パンパンに何かが詰まったバックパック。

親:「中身みせて~。」

子:「あーーごめん、無理。もう出し入れムリだから。」

 

「・・・・・。」

 

 

出発後

条件3 せめて一泊目はホテル予約しろ

いよいよ出発当日は

空港まで送ったんです。

いや、おかしいなとは思ったんです。

「来なくていいよ。」というのがいつもの彼のスタンスなんですね、うちの場合。

わりとすんなり「あ、じゃ送ってもらおうかな。」って。

友達も見送りに来るとかだったんで、なおさら親はいらんはず。

よくよく聞くと

初日ベトナム夜到着便、ホテルは現地にて探すと。

夜のベトナムを大荷物背負ってウロウロ彷徨うことを見越しての

体力温存作戦だったのです。

 

案の定というか、到着後、怪しげなタクシーで安宿に着いたものの

朝起きたら、自分の思ってたのと全然違う場所だったって言ってました。

 

いや、だから。

初日ぐらいちゃんとしたとこ泊ってくれ。

条件っていうかもうこれ、お願いだわ。

 

 

 条件4 宿泊場所が変わったら教えろ

これはほんと言っておいたほうがいいです!

これ、私言っておいたんです。(夫が言ったんだった。)

これで随分心配が軽減されました。

所在不明が少なくなります。

とはいえ、本人はそんなことだんだん面倒くさくなってきたとは思います。

駅で野宿なんてこともあったようで(帰国後に聞いてぶっ飛びそうになりました。)

疎かになってはしまいましたが、旅の始まりの頃なんかは特に

ひと言『〇〇ゲストハウス泊』って知らせがあるだけでほっとしました。

 

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幼少時の体験、旅に駆り立てたもの

 沢木耕太郎氏の「深夜特急」をご存じでしょうか。

氏が若い時インドのデリーからロンドンまでを陸路のみで旅した紀行小説で

バックパッカーのバイブルとまで言われる本です。

1996年に大沢たかお主演でドラマ化されております。

私はその再放送を、よく息子と観ておりました。

小説もドラマも面白いんですよ、これが。

そのとき、うっすらと、漠然と感じたことを覚えております。

「いやぁ、自分の子供にはバックパッカーになって欲しくないわぁ~。」

 

なっちゃったじゃん!

 

「小さい時、あのドラマを見たのは大きかったよ。」と息子後日談。

 

じゃあさ、この一連の一大事はさ、あれがきっかけってことじゃん。

 

なにがどう作用して人の行動を決めるかはわからないものです。

あの時から、長い長いカウントダウンが始まっていてのだと思うと

能天気な自分を引っ叩きたくなります。

すでにカウントダウンが始まっている方もいますよ、きっと。

お気をつけて。

 

 

 

近々、「バックパッカー 親にできること(うざがられずにね。)」をまとめてみたいと思います。